エキゾチックさも楽しい 東京シーシャバー
レストランからカフェ、フード系スペシャリティーショップまで、世界中のあらゆる料理が集まると言われる東京には、民族的、そして文化的要素が詰まったものも少なくありません。
食べたり飲んだりすること自体はもちろん楽しく、おいしいのですが、それと同時に非日常的な雰囲気や異次元的な環境を体感できるというイベント的な要素も持ち合わせています。
例えば、知る人ぞ知るような「シーシャ」と呼ばれる水たばこです。
たばこといっても公共の場で立ち止まって吸うようなたばことは異なり、ゆったりと落ち着いた場所で、友達とお茶でもするようにくゆらす嗜好品です。
移動の合間に手短に一本とは全く別物で、まさにカフェやバーなどで一杯やるようにして、時間をかけてフレーバーのついた香りを楽しむのです。
中東や北アフリカ圏で日常的に楽しまれているシーシャは、道具からしてエキゾチックでおしゃれです。
東京シーシャバーは主に首都圏に暮らす外国人が好む場所でもありますが、中東やアフリカを旅行した日本人にとってもどこか心地よさを感じさせてくれる場所です。
シーシャセットを手に入れれば自宅でも簡単に使用できるものですし、飾っておくだけでも十分洒落ているのですが、人との交わりや集いの場でこそ口にするようなところがあり、やはりバーなどで吸われることの方が多いものです。
シーシャ自体に興味がなくても、空間全体の雰囲気はまるで見知らぬ世界に入り込んだようで、好奇心がかきたてられるに違いありません。